GoogleのChrome OSは比較的軽量のOSであり一部の作業を行うのに最適ですが、Windowsのような別のOSでしか使用できない、よりパワフルなアプリやツールが必要になる場合もあります。もう一台コンピューターを購入する代わりに、ソフトウェアを利用するのは如何でしょうか?
Parallelsは、同社の仮想化ソフトウェアがChromebook上で利用出来るようになったことを発表しました。これは、Windowsを必要とするかもしれないChromebookユーザーが、それを実行することが出来るということです。詳しく無い方もいると思いますが、Parallelsは非常に人気のあるソフトウェアで、Macコンピューター上でWindowsを起動する必要のあるユーザーに良く利用されています。
デュアルブートを行うような他のソリューションとは異なり、ParallelsはOS内で実行されるので、ユーザーは2つのOSを素早く簡単に行き来することが可能です。ただし、現在の所、Chromebook用のParallels Desktopが利用出来るのは企業向けのデバイスに限られているという点には注意が必要です。
個人ユーザーの場合、今は対象外ですが、将来的に企業向け以外のバージョンが登場することを願っています。また、ParallelsはWindowsの実行に必要なソフトウェアのみを提供しており、全ての設定を行う為にはWindowsインストール用のCDやUSB等のメディアと有効なライセンスが必要になります。Parallels Desktop for Chromebook Enterpriseはユーザーあたり年間税別7,389円となっており、Windows 10のライセンス費用は含まれていないので注意して下さい。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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