iPhoneがアップグレードされる度に、そのパフォーマンスが前機種から向上されているのを期待するのは明らかです。AppleはiPhone 12にA14 Bionicチップセットを搭載しており、Apple Silicon搭載Macコンピューターにも同様のものが搭載されると多くの人が予想しています。そこで問題なのは、iPhone 12がラップトップもしくはデスクトップコンピューター程の性能を発揮する可能性があるかどうかです。
最近GeekBench 5で見つかったところでは、iPhone 12 ProはiPhone 11 Proよりも性能がかなり向上しているようです。iPhone 12 Proはシングルコアとマルチコアでそれぞれ1,597と4,152というスコアを出しています。対して、iPhone 11 Proのスコアはそれぞれ1,329と3,468という結果になっています。
シングルコアの性能はマルチコアほど大きく向上していませんが、それでも十分に改善されています。とは言え、それとは少し矛盾する報告も聞いています。先程のスコアはGeekBench 5上でのものでしたが、AnTuTuの結果ではA14がQualcomm Snapdragon 865+に劣っている可能性があります。
GeekBench 5上でiPhone 12 Proは、そのSnapdragon 865+を搭載するASUS ROG Phone 3よりも上位でかなりの差があることから、これは奇妙な話です。異なる結果が確認されている理由はわかりませんが、実機テストに期待する前に、それがリリースされるのを待つ必要があるかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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