先週の報告によれば、AppleはミニLEDディスプレイパネルのサプライヤーの数を増やしていることが示唆されました。Appleがその技術に切り替える可能性があるという噂を耳にしてきましたが、今回のDigiTimeからの報告で、来たる2021年にAppleから登場が期待出来る最初のミニLED製品は12.9インチ iPad Proになるかもしれません。
Appleは今年12.9インチ iPad Proを新しくしましたが、LiDARセンサー搭載を除けば、それは控えめなアップデートでした。しかし、それでも信じられないほどパワフルなタブレットであるという事実を損なうものではありません。ただし、もしその報告が正しければ、2021年のiPad Proにはさらに大きな変更がありそうです。
詳しく無い方もいると思いますが、ミニLEDはLCDとOLEDの特定の要素を組み合わせた一種のハイブリッド技術と見ることが出来ます。LCDはバックライトが必要な為、これまで特にエネルギー効率が良いとは見なされず、一方のOLEDDは個々のピクセルをオン、オフすることが出来ます。
ミニLEDを使用すると、OLEDの裏にある技術を利用出来ますが、一部の欠陥も無くなります。多くの人は、AppleがOLEDディスプレイをiPadに導入するかどうか様子を見てきましたが、どうやら同社はそれをスキップして代わりにミニLEDの導入に取り組むことになるかもしれません。先の報告では、Appleが同様のディスプレイをハイエンドなMacBookに導入し、2021年の後半に登場することが期待される、とも伝えられています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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