タブレットに変身するフォルダブルスマートフォンは最近いくつか製品が出てきたものの、世の中にはそれほど浸透していません。それはコンセプトというより価格面に問題があるものと思われます。しかし、フォルダブルデバイスがPCだったらどうでしょうか? より魅力的なオプションがあるとしたら? レノボはそんな可能性を見出しています。

同社はCES 2020でお披露目した「ThinkPad X1 Fold」のプレオーダーを開始しました。これはPCとしては初のフォルダブルデバイスで、13.3インチの折り畳めるディスプレイを搭載しています。

ただ、半分には折り畳めるのですが完全に畳むことはできません。間にオプションのBluetooth Mini Keyboardを挟めるようにしているためで、このキーボードを使うと擬似的にノートPCとしても使うことができます。CPUはIntel Hybrid TechnologyのCoreプロセッサーで、RAMは8GB、1TBのPCIe-NVMe SSDを搭載します。

OSはWindows 10Xをサポートし、プレインストールするとしていますが、Windows 10X自体の開発が遅れて2021年登場の見込みとなることから、当初はWindows 10を代わりに搭載するとしています。価格は2499ドルからで、数週間以内に出荷を開始するとしています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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