一年以上が経ち、つい先日Appleは遂にiMacをアップデートしました。27インチ iMacが更新され、ハードウェアスペックに関して改良されています。これには新しいIntel製プロセッサーの採用、フルSSDへの移行、更に要望の多かったウェブカメラの1080pへのアップグレード等が含まれています。
そこで問題なのが、この新しいiMacに買い換える価値があるかどうかということです。少なくとも、複数のベンチマークによればその価値がありそうです。Max Yuryev氏がYouTubeに投稿した動画の中で、彼は2020年のCore i7搭載iMacに対して2019年最上位モデルのCore i9搭載iMacを使ってテストしており、マルチコアに関して、それぞれ8292(2019)と9741(2020)という結果になっています。
誰もが最も高価なモデルを購入するわけではないので、MACお宝鑑定団BlogではCore i5モデルも使ってベンチマークも回しており、2019年モデルが5100だったのに対し2020年モデルは5688となっています。これらのスコアは非常に良いもので、もし新しいiMacの購入を検討しているなら、それだけの価値がありそうです。
ただし、このiMacが、今後登場するIntelベースのiMacの最後の一つになる可能性がある、という点には注意して下さい。Appleは今後2年間で自社製カスタムチップセットへ移行する決定をしており、次回のiMacの更新ではApple自社製チップセットが搭載されることもあり得ます。もし買い替えを急ぐ必要が無いのなら、様子を見ながら、Appleがどんなものを出してくるのか待つのも良いかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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