毎年多くのiPhoneユーザーがAndroidへの乗り換えを考え、その逆も同様だというのは容易に想像出来ます。これには多くの理由がありますが、Counterpoint Researchによると、iPhone SEが以前より多くのAndroidユーザーを獲得していることから、価格は主要な理由の一つと言えそうです。
彼らのデータによれば、2020年版のiPhone SEはAndroidユーザーの26%を惹きつけました。これは、普段AppleのiPhoneへ移行しているAndroidユーザーの数から比べると、高いようです。Counterpoint Researchの北米ディレクター Jeff Fieldhack氏によると、「25%以上のiPhone SEユーザーはAndroidデバイスからの移行で、通常AndroidからiOSへ移行するよりも高い割合になっています。」と述べています。
iPhone SEは4月に399ドルで発売されており、ここ最近で最も安価なiPhoneの一つとなっています。その手頃な価格にもかかわらず、Fieldhack氏はそれが今年後半に発売される予定のiPhone 12の市場を奪う可能性は無いと考えています。これは、機種の移行をしているユーザーは、より小型なディスプレイや5Gへの非対応などを気にしていないということに基づいています。
また、Androidからの乗り換えユーザーの他に、iPhone SEを利用するユーザーの大部分は、iPhone 6S等の4年以上前の古い機種から移行しているようです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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