「Apple Pencil」 と 「Procreate」 などのアプリを一緒に使う場合、Apple Pencilをカラーピッカーとして、アプリ内で画像のカラーを選択して複製できることをご存知でしょう。一方で、アプリにない色が欲しい場合や、その色を再現できそうにない場合はどうすればよいでしょうか?
もちろん、時間をかけて適切な色合いを探すこともできますが、Appleの特許によると、将来のApple Pencilが本物のカラーピッカーとして機能する可能性を模索しているようです。例えば、誰かの似顔絵を描いていて、適切な肌の色にしたい場合や、木を描いていてその特定の色合いの緑が欲しい場合は、Apple Pencilをその人や物体に向けることで、色を再現できるようになるかもしれません。
この特許によると、これはApple Pencilにハードウェアを組み込むことで実現できるようです。アプリ内で色を取り込んで再現できる電磁信号を発信できるとのこと。残念ながら、あくまでも特許なので、Appleがこれを実現する計画があるかどうかはわかりません。
しかしAppleは、Apple Pencilをアーティストやクリエイターにとってかけがえのないツールにするために改良を続けてきたので、こうした機能が実際に作られたとしても驚くことはありません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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