ゲーム機の下位互換性に関して、MicrosoftはSonyに比べて遥かに良い仕事をしたと言っても差し支えありません。例えば、PS4が対応しているのはPS3のゲームのみですが、Xbox Oneは初代XboxとXbox 360のゲームをサポートしています。
しかし、@Renak_schedule氏のツイートによると、Sonyが次世代機PS5で、初代PSからPS4までの従来機との下位互換性を、クラウドゲーミングを通して実現するアイデアを検討していることが同社の特許から判明しました。
Boot Campを使ってWindowsをMac上で起動するのと同様に、これは基本的にPS5上で仮想マシンを作成し、古い機種向けに設計されたゲームをストリーミングでプレイ可能になるというものです。Sonyは既にPS4である程度までこれを実現しており、PS Nowを通じてPS3のゲームをプレイ出来ます。
ただし、ここでの問題は、ゲーマーが既に購入済みのタイトルも支払う必要があるという点で、手間がかかる上に一部の人は追加費用を払う気にならないかもしれません。この特許はその延長のようですが、Sonyが購入済みゲームの認証方法を見つけられると仮定すると、それはとても素晴らしいものになるでしょう。
SIEのPS5?特許情報をメモします。
・PS1/PS2/PS3、様々な世代のゲーム機にわたる大量のゲームタイトルが、クラウドゲーミングライブラリを介して蓄積され利用可能。
・これらのゲームは、それぞれのゲーム機に関連したオペレーティングシステムを模倣した仮想マシンの上で実行可能。 pic.twitter.com/TsWV859OLd
— れんか (@Renka_schedule) July 4, 2020
また、箱から取り出してすぐに、新しいゲームタイトルの発売を待ちながら大量の過去のゲームにアクセスすることが出来るというのは、PS5への購入意欲を更に高めます。しかし、これが特許ということはそれが実現されるかどうかは確かでは無く、希望には添えないかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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