Appleは通常、新しいiPhoneを9月に発表します。ここ数年はそうでしが、2020年は「iPhone 12」の発売が若干遅れるというウワサが流れています。

これは、Appleの主要サプライヤーの1社であるBroadcomが遅延をほのめかしたためです。Bloombergの記事によると、BroadcomのCEO、Hock Tan氏は「北米の携帯電話の大型顧客」から「主要製品サイクルの遅延」があるとの可能性を明らかにしました。これは先週の決算会見で述べていたことでもあります。

Tan氏は、おそらく契約上の観点からAppleとは名言しておらず、Bloombergによると、Tan氏は通常、こうした言い方でAppleのことを指しているほか、AppleはBroadcomの有名な顧客であることからも、2つを組み合わせるのはそれほど難しいことではないと指摘しています。この遅れの結果、Broadcomは無線通信事業の売上増加もさらに四半期ずれ込むかもとのこと。

iPhone 12の正確な発売時期は不明ですが、10〜11月に延期される可能性があるとの報告も聞いています。延期の理由はさまざまで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、Appleのサプライチェーンが停止した可能性があると示唆する人もいます。また、現在の経済状況では、新しいiPhoneの需要が減少するのではないかとApple自身が懸念しており、状況が改善することを期待しての延期とも考えられます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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