今月初めに、Samsungは独自のデビットカードの発表を計画していると明らかにしました。そして今、どうやらプロジェクトは完了したようで、同社は「Samsung Money by SoFi」と呼ばれるものを公開しました。SoFiをご存知無い方もいると思いますが、同社はSamsungが今回のデビットカードの提携先に選んだフィンテック企業です。
ただし、Apple Cardが実質クレジットカードのように機能するのに対して、Samsung Moneyはデビットカードです。つまり、利用可能な金額は銀行口座の預金額に限定され、それ以上の決済やクレジットカードのように一時的に借り入れることも出来ないということです。
一方、その外見はApple Cardと共通する点があり、カード番号や有効期限、CVV等は記載されていない為、ユーザーを詐欺やIDの盗難から保護します。Samsungはまた、Samsung MoneyカードはFDICによって最大150万ドルまで保証されていると説明しています。
Samsung Electronicsの北米サービス、Samsung Payの副社長兼ジェネラルマネージャーSang Ahn氏は次のように述べています。「Samsungのゴールは、強力なツールをGalaxyユーザーのもとに届けることで、毎日の生活をより豊かにすることです。そして今、ユーザーはモバイルファーストで金融サービスにアクセス可能になり、Samsungだけの特典を受け取ることが出来ます。利用者の皆さんがお金を使ったり節約したり、もしくは増やしたりする為に、より便利で安全に金融サービスを利用する手助けを出来ることを我々は嬉しく思っています。」
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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