ビデオ通話は大昔から存在してきましたが、新型コロナウイルスの大流行に伴い、ようやくその重要性を人々が認識しつつあります。イーロン・マスクは、テスラの車にビデオ通話が「間違いなく」将来的に実装するであろうと話しています。

ある意味で、テスラはこのような機能が存在するために必要な基盤、インフラをかなり整えてきています。同社のアイコンとなっているモデル3のような車には、運転手向けのカメラと巨大なディスプレイが搭載されており、運転手のビデオを撮影するだけでなく、電話をかけてきた相手のビデオも表示することが可能です。

Electrekが指摘しているように、ドライバーを撮影するカメラは現時点でほとんど使用されておらず、この機能は長いスパンで機能拡張を検討していた可能性があるようです、テスラ自身は、モデル3の開発段階でビデオ通話に使用する計画を持っていたかもしれないが、現時点では実装されていないことを逆説的に示しています。

このような機能について、ずっと室内に乗車する人を撮影し続ける場合は安全面で懸念があるのは間違いないものの、テスラは恐らく、ゲームをしたり、YouTubeの動画を見たりするのと同じように、車が駐車しているときにしかアクセスできないような機能としてアクティベートすることを考えているかもしれません。この機能がいつリリースされるかについては、現在のところ未定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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