レザーは財布やハンドバッグといった高級なファッションアイテムに使われている、プレミアムな素材としてよく見かけます。時にはスマホやクルマに使われることも。その手触りは素晴らしい一方で、これを素材とするということは動物を殺して皮を剥いでいるということでもあります。

しかし将来的には、そういうことをする必要もなくなるかもしれません。Adriano Di Martiという会社を設立したAdrián López Velarde氏とMarte Cázarez氏は、サボテンからレザーに似た感触の新しい素材を開発しているといいます。

この技術が確立できれば、レザーのために動物を犠牲にすることなく、しかもサボテンは少ない水で育つため環境にも優しいです。同社は、環境えの影響をさらに軽減するために、天然の染料を使用してこのレザーを加工する予定です。

同社によれば、サボテン製レザーはクルマのシートやバッグ、靴といった製品に使用できるということです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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