Apple Payはまだ利用できるシーンが限られていますが、調査会社のBernsteinが収集したデータによると、十分な数のユーザーが同サービスをすでに利用しています。そのため、2025年までには世界のカード取引の10分の1に相当する規模になる可能性があるようです。
現状では、 「Apple Pay」 はオンラインとオフラインの両方の購入に利用でき、ユーザーは 「iPhone」 や 「Apple Watch」 を小売店の決済端末にタップすることで決済が可能になります。アメリカや日本においては公共交通機関でも使えます。
しかし、Apple Payはまだ世界の多くの地域に浸透していません。これは、Apple Payは金融サービスであるため、さまざまな国でサービスをロンチするためには現地の銀行らとの連携が必要であるためです。一方で最近は、POSサービスプロバイダがScan to Payと呼ばれる新機能によって支払いプロセスを容易にしている以上、世界への浸透度は増すかもしれませんね。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら