空域から敵の行動の監視に至るまで、さまざまな監視技術にドローンが使われています。ドローンは敵にとっても使いやすいものです。我々の監視のためにも使われるとしたらどうでしょう。

このケースでは、アメリカ空軍の話が参考になるでしょう。興味深いことに、レイセオンが手掛けた初の「アンチドローン・レーザー兵器システム(Laser Dune Buggy)」がアメリカ空軍に導入されたとのことです。

このアンチドローンシステムは、赤外線か電子光学センサーが対象内のドローンを検知します。もし、不必要なドローンをロックすると、レーザー兵器が数秒でドローンを打ち落とすとしています(動画で確認できます)。

しかも、レーザーシステムは、バギーなどのオフロード車に積載でき、持ち運び可能なのです。また、メーカーのレイセオンによると、通常の220V電源で使用可能とのことです。

レーザーの発射可能回数など兵器の詳細についてメーカーは明かしていませんが、必要に応じてジェネレータと組み合わせて使用することもできるとも述べています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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