Appleがこれまで出してきた、iPhone 5cやSEといった廉価モデルは、特定の期間でベストセラーになったことはありません。たいていはその時の高級モデルがその称号をされっていきます。しかし、CIRPの最新のデータによると、2019年の4~6月のアメリカでの売上では、iPhone XRが1位だったということです。

この四半期で、iPhone XRは売上の48%を占めていました。一方のXSやXS Maxは端数程度。

iPhone XRは廉価モデルながら、XSやXS Maxとほとんど同等の機能を搭載しています。違いと言えば、OLEDの代わりに液晶だったり、カメラが1つのみだったりという程度。それらにさえ目をつぶればユーザーは安いモデルで満足できるというわけで、そりゃ売れて当然ということです。

Appleは今年、iPhone XRの後継となるiPhone XR 2を発表するものと見られます。カメラが2つになるので、見た目はiPhone XSなどに近くなるかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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