多くの人々がニュースを読むのにインターネットに依存するために、フェイクニュースの問題が生まれました。これは誰もがインターネット上にアカウントを持って発信できるからで、よく調べていないと人々は容易にそういった情報を手にとってしまいます。
このような背景で近年フェイクニュース問題が膨らんできている中、ケンブリッジ大学の研究チームは、フェイクニュースの見つけ方をレクチャーすることを目的に作った“Bad News”というブラウザゲームを作成しました。このゲームでは基本的に、一連のツイートやニュースヘッドラインをどれだけ信頼できるかを評価するというシミュレーションを、プレイヤーが遊ぶことになります。
ゲームのコースを通して、プレイヤーはウソの情報を含んだ投稿や、重要人物になりすましたアカウントからの投稿を見分けられるよう学びます。例えば、名前が一文字だけ変わっており、よく注意を払っていないとなりすまされた人物からの投稿だとだまされてしまう、というようなものです。
共同著者のJon Roozenbeek氏は、「このゲームでフェイクニュースの事例を見て学んでおけば、実世界の環境でもより注意を払えるだろう」と話しています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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