アップルは、特定の国に特化したiPhoneを作ることはありませんが、中国発の報道が信用できるのであれば、このスタンスが変わるかもしれません。

サプライチェーンからの情報として、中国のGlobal Timeの報道によると、アップルは中国向けに格安のiPhoneを提供することを検討しているといいます。これは、中国で苦戦を強いられているアップルの対応策として考えられます。

どうも、iPhoneの機能の一つである「Face ID」はコストカットのため取り除かれ、ウワサでは、ディスプレイに指紋センサーを内蔵した新しい「Touch ID」システムに刷新するとされています。Face IDに隠されている技術は決して安くなく、Face IDを取り替えるだけで数百元節約できるようです。

ここで注意しておきたいのが、地球上で最も「儲かる」市場の中国に対し、アップルが個別に対応しようとしていることです。アップルがiPhoneのデュアルSIMモデルを世に出したのも、中国の顧客が好んだためです。他国のユーザーの多くは喜んで購入するでしょうが、中国でしか提供していません。そのため、この報告書が正確かどうかは別問題です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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