これまでのウワサで、アップルがARMベースのMacを準備しているとの話がありますが、ウワサを裏付けようかのような人事がアップルでありました。報告によると、アップルはARMのCPUやシステム設計のトップを務めていたMike Filippo氏を引き抜いたようです。彼のLinkedInプロフィールによると、2019年5月よりアップルに在籍しているようです。
知らない読者のために、ARMはシステムチップのアーキテクチャーを開発している企業で、アップルの独自チップであるAシリーズや、クアルコムのSnapdragonシリーズ、サムスンのExynos、MediaTekのチップ、ファーウェイのKirinなど、数多くの企業がARMをベースにしています。
ARMベースのコンピューターというのは特段目新しいものではなく、前にもクアルコムとPCメーカーが、SnapdragonベースのノートPCを発表しています。ARMベースのチップセットを使う利点としては、通常のノートPCよりもコンパクトに設計できることです。
さらに、バッテリー駆動時間も改善できるほか、モバイルネットワークへの接続がより簡単に導入できます。特に、e-SIMも使えることで物理的なSIMカードについて心配する必要がなくなります。アップルのARMベースなMacがいつ発売されるかについての正式な情報はありませんが、最新のウワサだと2020年に発売されるとのことです。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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