Microsoftは数ヶ月前に、「Edge」ブラウザをChromium対応として開発中であると公表しました。そして、ブラウザが正式にテスト可能になったようです。CanaryビルドとDeveloperビルドと呼ばれる、毎日、または毎週更新されるバージョンが利用できます。これらのビルドは、MicrosoftのEdgeブラウザに対応するため、開発者に向けて提供されるブラウザです。
ChromiumといえばGoogle Chromeのベースとなっているブラウザエンジンです。そして今回の対応により、スピードや信頼性、拡張機能までサポートする見込みです。実際にテスト版を使用すると、既存のすべてのChrome拡張機能を、完全にサポートしています。Microsoftはまた、閲覧履歴やお気に入り、およびEdge全体の拡張機能との同期にも取り組んでいます。
MicrosoftとGoogleのエンジニアは、彼らのブラウザであるEdgeとChromeが、Windows上でより良い経験を提供することができるようにChromiumプロジェクトの改良で協力しています。例えば、Microsoftの約150のコミットがChromiumに受け入れられています。本日リリースされたCanaryおよびDevelopmentビルドは、英語の64ビット版Windows 10インストール専用でで、Windows 7、8、およびmacOSのサポートを順次進めていく見込み。
普段はさまざまな場所で競争するMicrosoftとGoogleですが、ブラウザ面ではChromeの優位性のもとに、Chromiumを強力に推進していくようです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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