多くの読者がご存知のように、サムスンの主力スマホは、市場に応じて2つの異なるチップセットで販売されています。一部の市場はクアルコムのチップセットになりますが、他の市場はサムスンのExynosチップセットを使います。サムスンはこれまで一貫したユーザー体験を維持するためにできる限りのことをしてきたでしょうが、最近のベンチマークではあまり良くなさそうです。

AnandTechの関係者によると、彼らは両方の端末をベンチマークにかけました。残念なことに、Snapdragon 855を搭載したのGalaxy S10は、Exynos 9820よりもかなり優れた性能を発揮しました。ベンチマーク「PCMark Work 2.0」を使ったビデオ編集では、Snapdragonは6545ポイントを獲得しましたが、Exynosは5596ポイントでした。

写真編集では、SnapdragonがExynosの11412に対して17496を記録し、ギャップはさらに広くなりました。ただし、あくまでもベンチマークスコアであり、すべての性能差を決定づけるものではありません。結局のところ、住んでいる地域が同じであれば、Galaxy S10は同じチップセットを使っている可能性が高く、自分のGalaxy S10よりも友人のモデルの方が上回っているようなことはないでしょう(異なる場所から購入されない限り)。

また、公平を期すために、実際のパフォーマンスと処理に大きな違いがあるかどうかはわかりません。ベンチマークは、Snapdragonの方が非常に強力なハンドセットであることを示していますが、おそらく実際のところ違いはそれほどわからないのかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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