多くの人がHTCが今後どうなるか気になっていることと思います。昔は、スマホ業界ではメインプレーヤーの1社であり、他社と同じペースを維持しながら、フラッグシップ端末を次から次に大量生産していました。しかし、年月が経ち、中国のOEMメーカーを含めたスマホ競争から脱落し始めました。
同社は、Pixelを開発していたチームの一部をGoogleに売却しており、荒っぽい見方をすれば、HTCがスマホ市場から撤退するためにチームを売り渡したとも見えるものでした。しかし、必ずしもそうではないようで、DigiTimesによると、スマホ市場から撤退する考えを否定し、これからもさまざまなスマホを展開する予定だとしています。
また、「HTCは年末と2019年初頭に新型スマートフォンをひっさげ、スマホビジネスを今後も強化します」とDigiTimesでは報じています。HTCは5G技術にも関心を示しており、「加えて、VRプラットフォームを最大限活用し、VR/ARコンテンツをよりリッチなものにしていきます。さらに、5G時代に向け、AIやブロックチェーン、5G技術を可能な限り統合した新しいプロダクトにも力を入れていきます」と述べています。
噂では、HTC U13は来年には発表されないと見られています。HTCはフラッグシップ端末の代わりに、ミッドレンジ市場を選んだというヒントなのかもしれませんが、今後も動向に注意する必要がありそうです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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