先月、レンズメーカーとして有名なZEISSは同社初のフルサイズカメラZX1を発表しました。このカメラの特徴は、統合されたAdobe Lightroom CCをプリインストールすることで、撮影した写真をそのままカメラ内で現像・編集できるということです。

従来の、カメラから画像データをPCやスマートフォンへ移し、それぞれの現像ソフトで現像・編集するという方法を一新するものです。しかし、ZX1内蔵のLightroom CCを使うに当たり、Adobeのサブスクリプションが必要なのかということが疑問に思われていたことでした。どうやら、その必要はないということです。

ZX1の全てのユーザーがLightroomの全ての機能を求めているわけではないため、これを使うためにAdobeのCreative Cloudのサブスクリプションに入らなければいけないというのはおかしな話だったので、その必要がないというのは良いニュースだといっていいでしょう。実際、多くのフォトグラファーが過去に、このサブスクリプションにどれほどのお金がかかっているかを悩んでいます。

しかし、現在のところZX1の価格や市場は分かっていません。最後に聞いた情報では、2019年の初頭に発売され、そのころにはスペックも分かることでしょう。ただ、おそらく安くはありません。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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