“フライングタクシー“実現のために、垂直離陸と着陸を行う自社システム開発に取り組んでいる企業は数多くあります。その1つである Uber社は、将来“フライングタクシー“のフルサービスを行うことを想定しています。現在、Rolls-Royce社はその競争に参入しようとしており、同社ではすでに、航空機用の推進システムの製作経験を豊富に持ち、5人まで運搬できる電動垂直離着陸車両の計画を策定しています。
Rolls-Royce社の電気チームの責任者、Rob Watson氏は、次のように述べています。「私たちは新興の個人向け航空機の世界で先導的役割を果たしており、さまざまなパートナーと協力して活動しています」
Rolls-Royce社が提唱しているフライングタクシーの推進システムは、最高500マイル(約800㎞)まで、1時間あたり最高250マイルまでの速度で走行することができます。 その初期のコンセプトは、低騒音を念頭に置いて設計された6つの電気推進機に、動力である電気を供給するためにガスタービン技術を使用しました。
翼は90度回転できるため、フライングタクシーは、既存の空港やヘリポートから垂直に離陸して着陸することができます。 Rolls-Royce社はこのコンセプトについて、今週末のFarnborough Airshowで詳細を明らかにする予定です。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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