過去数年間で東南アジアに行った経験があれば、Grab社について聞いた事があるでしょう。Grab社はこの地域での配車サービスの先駆けで、Uber社を過酷な状況に追い込み、最終的に市場から撤退させました。Grab社はこのほど、トヨタから10億ドルを資金調達しました。
Grab社は、トヨタの10億ドルの投資により更に価値を増しています。TechCrunchによると、評価額は100億ドルになるといいます。
トヨタは投資の代わりに、Grab社の役員の地位と重役の座に突くことになります。Grab社は「東南アジアの巨大都市における交通渋滞を緩和するより効率的な交通ネットワークを作り出す」ため、トヨタと協力すると述べています。
トヨタがGrab社に直接投資するのは今回が初めてです。昨年、トヨタは間接的に、ネクスト・テクノロジー・ファンドを通じてGrab社に資金を投入しました。Grab社はタイ、シンガポール、ベトナムなどの東南アジア最大の市場のいくつかの国々でサービスを提供しています。Grab社のアプリは1億以上のダウンロード数を記録しており、その数は増え続けています。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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