乗用車を利用した送迎サービスは世界の多くの地域で普及していますが、東南アジアなど一部の地域ではバイクを利用した送迎サービスも一般的です。例えばタイの至る所で、一般的なタクシーの代わりに、車の間を素早く進む、乗れば速いし安く済むオートバイタクシーが普及しています。

The Information社(paywall; Fortune経由)の報告によれば、Lyftは米国でスクーターサービスを検討しているようです。このニュースによれば、Lyftの代理人を務める現地のコンサルティング会社は、先週サンフランシスコの輸送関係者に近づき、電気スクーターの許可申請について尋ねたと断言しています。

これらの電動スクーターは、当然ながら目的地にいち早くたどり着く必要のある乗客へ貸し出されることになっています。つまり、バスや電車、タクシー、または自分の車を運転するよりもっと柔軟に移動できるはずです。既存の自転車サービスに似ているものの、当然ながら電動スクーターの方がもっと速く動ける可能性があるという点が異なります。

とはいえ、このサービスを定着、普及させるためにはいくつかのハードルがあります。Lyftがやるべきことは、「歩道を邪魔しないように適切にスクーターを停める方法」を教え、「バイクラックに固定する方法」を教え……と、ユーザーを教育できると当局に示す必要があるんです。つまるところ、こうしたサービスを始めるにはしばらくの時が必要です。いくらワクワクする事とはいえ、話半分に聞いておいた方が良いかも知れませんね。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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