スペイン・バルセロナで開催されたMWC 2026において、ZTE傘下のnubiaは新しいスマートフォンシリーズ「Neo 5」を発表した。本シリーズは、特に若年層やモバイルゲームユーザーをターゲットに設計されたモデルで、価格を抑えながらも高いゲーミング性能を実現している点が特徴だ。ラインアップは標準モデルの「Neo 5」と、より高性能な「Neo 5 GT」の2機種で構成される。

注目の「Neo 5 GT」は、この価格帯では珍しい内蔵アクティブ冷却ファンを搭載したスマートフォンだ。長時間のゲームプレイで問題になりやすい熱による性能低下(サーマルスロットリング)を抑えるため、「Cold-Core Trinity」と呼ばれる冷却システムを採用。4nmプロセスのMediaTek D7400プロセッサー、内部ファン、そして約29,508mm²の大型放熱構造を組み合わせ、CPUやバッテリー周辺に効率的に空気を流す仕組みとなっている。これにより、高負荷なゲームでも安定したフレームレートを維持できるという。実際に「Garena Free Fire」や「Mobile Legends: Bang Bang」といったタイトルで120fpsプレイに対応している。

操作面でもゲーマー向けの工夫が盛り込まれている。Neo 5 GTには**550Hzのショルダートリガー「Neo Triggers 5.0」**が搭載され、4本指操作をサポート。さらにタッチサンプリングレートは最大3049Hzに達し、素早い反応が求められるゲームでも正確な操作が可能だ。

ディスプレイは6.8インチの1.5K AMOLEDパネルを採用し、144Hzの高リフレッシュレートと最大4,500ニトのピーク輝度に対応。バッテリーは6,210mAhと大容量で、80Wの急速充電に加え、バッテリーを介さず直接電力供給する「バイパス充電」も利用できるため、長時間のゲームプレイでも発熱を抑えられる。
ソフトウェア面では、AI機能「AI Copilot Demi 2.0」を搭載。ゲーム中のリアルタイムアドバイス、チャット返信の自動化、トラブルシューティングなどを行うアシスタントとして機能する。また、背面は完全なフラットデザインを採用し、カメラの出っ張りを排した設計となっているほか、カスタマイズ可能なRGBライティングも搭載し、ゲーミングデバイスらしいデザイン性も備えている。
価格はNeo 5 GTが399ユーロ(約464ドル)から、標準モデルNeo 5が299ユーロ(約347ドル)から。まずは2026年3月に東南アジアで発売され、その後グローバル展開が予定されている。手頃な価格で本格的なゲーミング機能を提供するモデルとして、モバイルゲーム市場で存在感を高めそうだ。





















