タイムケトルはCES 2025で、双方向通話機能を備えた強化版W4 Proイヤホンを発表しました。これらのイヤホンは、新しい独自ソフトウェア「Babel OS」で動作し、あらゆるプラットフォームでの電話やビデオ通話中に双方向のリアルタイム翻訳を可能にします。
W4 Proは、相手側にアプリやソフトウェアのインストールを必要とせず、ユーザーが多言語での会話を容易に行えるよう設計されています。40以上の言語と93のアクセントに対応し、95%の高精度な翻訳を3~5秒の遅延で提供します。さまざまな状況に対応するため、以下のモードを備えています:
ワンオンワンモード:対面での翻訳のために片方のイヤホンを共有します。
リッスンアンドプレイモード:音声を録音し、後で翻訳された音声を再生します。
スイッチトゥスピークモード:会議やプレゼンテーションのために翻訳された音声を放送します。
さらに、リアルタイムのバイリンガル転写や、通話後に議事録を生成するAI駆動の要約機能も備えています。特定の業界向けのカスタマイズ可能な用語集、リアルタイムのバイリンガル転写、超低遅延などの特徴もあります。
人間工学に基づいたデザインで快適さを追求し、12時間のバッテリー寿命と1時間での急速充電が可能です。
W4 Proの性能の中心には「Babel OS」があり、超高速の翻訳とコンテキストに応じたカスタマイズを実現します。Babel OSは、AIのセマンティックセグメンテーションと音声クローン技術を組み合わせ、自然で会話的な翻訳を提供します。また、GDPRに準拠しており、データセキュリティも確保されています。
価格と発売日
W4 Proイヤホンは449ドルで、2025年1月7日から発売されます。Babel OSは、WT2 Edge(349.99ドル)やX1 Interpreter Hub(699.99ドル)など、他のタイムケトル製品にも搭載されています。これらの製品は、タイムケトルの公式ウェブサイトやAmazonで購入可能です。