OPPOはスペイン・バルセロナで開催されたMWC 2024で、最新のスマートグラス「OPPO Air Glass 3」を発表した。2021年に発表された第1世代のスマートグラスをベースにしたAir Glass 3は、クラシックなデザインが特徴で、OPPOが開発した統合AIアシスタント「AndesGPT」を搭載している。
2023年12月に発表されたAndesGPTアシスタントは、2024年1月初旬にOPPO Find X7でデビューし、ユーザーは検索、メモ取り、複雑なシナリオでのテキスト、画像、ビデオ、オーディオの解釈など様々なタスクを実行でき、ボタン(メガネの側面にある)を押すだけでリアルタイムの情報を提供する。
Air Glass 3を使用するには、Color OS 13を搭載したスマートフォンとペアリングする必要があり、この接続によって、通話への応答、通知の表示、音楽の再生といったタスクをメガネで処理できるようになる。
将来的には、翻訳やインターネット閲覧などの機能拡張がすでに検討されている。
重さわずか50g、マグネシウムリチウム合金フレームとナイロンPAアームで作られたこのメガネは、屈折率1.7の樹脂でコーティングされたレンズを採用し、反射を排除している。内蔵ディスプレイの輝度は均一性が50%を超え、1,000nitを超え、自動調整機能により太陽光の下でも視認性が向上する。視力矯正のために追加の処方箋が必要な人のために、OPPOはカスタムレンズを提供する予定である。
Air Glass 3は現在プロトタイプの段階であり、発売日や価格は未定である。