中国のメーカーであるRealmeは、最新の高性能スマートフォン「Realme GT5」を発表しました。このデバイスには充電速度の異なる2つのモデルが用意されており、1つは最大150Wで、もう1つはさらに驚異的な最大240Wまで達します。上位モデルは24GBのRAMと1TBのストレージを搭載しており、興味深いのは、もう一方のモデルと比べて実際にそれほど高価ではないということです。

 

 

驚異的な高速充電


常に外出中で、高速充電ソリューションを探している人にとって、これは完璧にマッチするかもしれません。メーカーによれば、240Wモデルのバッテリーが0%になった場合、プラグを差し込んでわずか80秒待つだけで何と20%も充電されるそうです。150Wモデルも負けておらず、より大きなバッテリーを備えているにも関わらず、わずか7分で最大50%まで充電可能とのことです。

 

SoC、ディスプレイ、カメラ


どちらのバージョンにも、チップセットには「Snapdragon 8 Gen 2」が搭載されており、本格的な9層冷却システムと巨大なベイパーチャンバーによって熱が管理されます。

6,74インチのAMOLEDディスプレイは美しく、鮮やかな10bitで色を表現し、DCI-P3色域を100%カバーします。1400ニトのピーク輝度と144Hzのリフレッシュレートにより、ゲームやコンテンツを楽しむことが出来ます。

カメラの構成にも抜かりがなく、50MPのメインカメラ(Sony IMX890センサー)、8MPの超広角カメラ(112度)、2MPのマクロモジュール、16MPのセルフィーカメラを備えています。

 

接続性


デュアルSIMの5Gサポート、4本のWi-Fiアンテナ、オーディオコーデックサポート、Bluetooth 5.3、Dolby Atmosを備えたステレオスピーカー、触覚フィードバックのためのX軸リニアモーターといった全ての要素により、プレミアムな体験がもたらされます。

 

仕様


  • 充電性能: 150Wおよび240W
  • メモリ構成と価格
    【150W】
    12GB RAM + 256GB ストレージ
    16GB RAM + 512GB ストレージ
    【240W】
    24GB RAM + 1TB ストレージ
  • バッテリー容量
    150W: 5,240mAh
    240W: 4,600mAh
  • 充電速度
    240W: 80秒で20%
    150W: 7分で50%
  • チップセット: Snapdragon 8 Gen 2
  • 冷却システム: 9層、20,827mm² ベーパーチャンバー
  • ディスプレイ
    6.74インチ AMOLED
    解像度 1,240 x 2,772px(20:9)
    リフレッシュレート 144Hz
    10bitカラー
    DCI-P3 100%カバー
    ピーク輝度 1400ニト
    2,160 Hz 高周波PWM調光
  • カメラ
    メイン: 50MP(Sony IMX890センサー、1/1.56インチ、f/1.9絞り、OIS)
    超広角: 8MP(112°)
    マクロ: 2MP
    セルフィー: 16MP
  • 接続性
    デュアルSIM、5G対応
    Wi-Fi 7対応の4本のWi-Fiアンテナ
    Bluetooth 5.3(aptX HD、LHDC、LDAC、LC3オーディオコーデック対応)
  • その他の機能
    Dolby Atmos対応ステレオスピーカー
    触覚フィードバック用のX軸リニアモーター
    ハイレゾオーディオとDolby認定
    0.25秒の反応速度の画面内指紋リーダー
    測位: 3バンドGPS(L1+L2+L5)
  • 本体カラー: シルバー(鏡面仕上げ)、グリーン(マット仕上げ)

 

販売状況と価格


Reamle GT5の各モデルは中国で予約注文が開始されており、9月4日に発売される予定となっています。本体カラーは、シルバー(鏡面仕上げ)とグリーン(マット仕上げ)から選ぶことが出来ます。

前述の通り、Realme GT5には充電速度が異なる2つのモデル(150Wと240W)があり、搭載されているバッテリー容量も異なる点にはご注意下さい。価格は以下の通りです。

150Wモデル(バッテリー 5,240mAh)
12GB/256GB: 3,000人民元(約61,000円)
16GB/256GB: 3,300人民元(約67,000円)

240Wモデル(バッテリー 4,600mAh)
24GB/1TB: 3,800人民元(約76,000円)

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら