Samsung Galaxy S22は、Samsungの最新で最高性能のAndroidスマートフォンだと考えられていますが、Samsungが最新のハードウェアを使用していても、最大のライバルであるAppleが2021年に発売したiPhone 13には、いま一歩及ばないようです。

これはPCMagが実施した複数のベンチマーク結果によるもので、多くの部分で、iPhone 13 Pro MaxがSamsung Galaxy S22シリーズを大きく上回っていることがわかりました。

例えば、Geekbench 5を試したところ、iPhone 13 Pro maxがシングルコアで1735、マルチコアで4647というスコアだったのに対し、Samsung Galaxy S22 Ultraはそれぞれ1232と3433という結果に終わっています。Benchmark Webでは、Galaxy S22 Ultraが552、Galaxy S22+が578というスコアを出しましたが、iPhone 13 Pro Maxは1139と2モデルを引き離しています。

グラフィック性能については少し前後しており、GFX Benchでは、FHD解像度に設定されたGalaxy S22 Ultraで60fps、対するiPhone 13 Pro Maxは54fpsとなっていますが、解像度をWQHDに上げるとGalaxy S22 Ultraのスコアは28fpsまで下がってしまいました。

そうは言っても、Galaxy S22シリーズの性能が低いというわけではありません。それは、現在買うことの出来る中でもベストなAndroidスマートフォンの1つだと言えますが、これらのベンチマークに基づくと、性能面でSamsungがAppleに追いつくためには、まだまだ改良の必要がありそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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