Apple Siliconに関する計画が発表された時、Appleがハイエンドモデルにどのように取り組むのかについて多くの人が興味を持ちました。これまで、AppleのAシリーズのベンチマークで、ローエンドからミッドレンジのIntel搭載コンピューターに匹敵することが既に判明していたので、M1が発表された時も驚きではありませんでした。
ただ、Macのハイエンドモデル、特にMac ProをAppleはどう扱うのでしょうか?どうやら、AppleはM1 Maxの派生チップセットを採用して、Mac Proを開発する可能性があるようです。これはThe Informationの記事によるもので、その中でAppleがMac Pro用に”Jade”というコードネームのプロセッサに取り組んでおり、それはM1 Maxをベースにしているが、ダイを2つ備えていることが明らかになりました。
ご存知ない方もいるでしょうが、チップ上により多くのダイを備えるということは、より多くのコアを搭載することが出来るということになります。思い出してみると、Mac Proに40コア内蔵のApple Siliconチップセットが搭載されるという噂が今年初めにあったので、もしそれが事実なら、より多くのダイを備えたApple Siliconというのは確かに理に適っています。
The Informationの記事では、このチップセットがApple Siliconの第1世代の1つとして考えられ、同社が既に第2世代、第3世代のチップセットに向けて計画を立てていることも示唆されています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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