時々、パスワード漏洩を引き起こすデータ流出について聞くことがあります。これが多くの人に影響を及ぼすのは明らかですが、最新の流出はこれまでで最大のパスワード漏洩となる可能性がありそうです。CyberNewsからの報告によると、100GBに及ぶテキストファイルが有名なハッカーフォーラムに投稿されたようです。

テキストファイルそのものは非常に小さい容量なので、それが100GB分となると、84億個ものパスワードが含まれることになり、非常に心配されます。これほど多くのユーザーを抱えるサービスは単体で存在しない(Facebookでも20億人強)ことを考えると、これは過去のデータ漏洩や流出で盗まれたものも合わせたパスワードの数であると考えて間違いありません。

あなたがこの影響を受けるかどうかについては、その可能性が十分にあるでしょう。Have I Been Pwnedのように、Eメールアドレスにデータ侵害が無いかどうか確認するのに役立つウェブサイトもありますが、とにかくパスワードを変更することをお勧めします。

多くの人が同じパスワードを使い回していることを考えると、ハッカー達が複数のアカウントに対して同じパスワードを使って侵入を試みることは難しくないでしょう。また、オンラインアカウント用に安全なパスワードを作成・管理するのに役立つパスワードマネージャーの利用を検討するのも悪い考えではありません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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