Appleが最新のiPad Proを発表した時、同社がAシリーズのチップセットの派生である“X”や“Z”の代わりに、M1チップセットの採用を選択したことには実際少し驚かされました。しかし、それは賢明な判断だったようです。何故なら、このタブレットのベンチマークに基づくと、それが非常に良い性能を発揮しているからです。
これは、Primate Labsのウェブサイトに掲載されているGeekbench 5のベンチマークに基づいており、2021年のM1搭載iPad Proがマルチコアで7280、シングルコアで1720というスコアを叩き出しています。つまり、これは何を意味しているのでしょうか?わかりやすく説明すると、それは2020年に発売されたM1搭載Macとほぼ同等のパフォーマンスを発揮するということです。
ただ、スコア単体で見ると、Intel製プロセッサは越えています。2019年モデルの16インチ MacBook Proのスコアが6845だったのと比べると、iPad Proはそれを大きく上回っており、タブレットと考えると非常に素晴らしいものです。AppleがiPad向けにM1チップセットを選択したのは実に興味深く、これが将来的に何を意味するのか疑問に思う人もいるでしょう。
現状で、M1 MacはiOSアプリを起動出来るので、iPadに搭載されたM1チップセットが将来的にmacOS用アプリケーションも実行出来るようになるかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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