もし、M1搭載Macコンピューター上でWindowsを実行することが出来ないと思っているなら、良いニュースがあります。Parallels Desktopが最新版のソフトウェアを発表し、ユーザーはWindows 10をARM版Macにインストールすることが出来るようになりました。ただ、そこには問題もあります。
現在、HomeやProバージョンといった他のx86版Windows 10と違って、Microsoftは一般消費者向けにARM版Windows 10を提供していません。今のところ、ARM上で動作するWindows 10はコンピューターメーカーのみが利用可能で、ユーザーはInsider Previewビルドをダウンロードすることも出来ますが、これは必ずしも日常使いに向いているとは言えません。
つまり、最新版のParallels DesktopがARM上のWindows 10をサポートしているとしても、ソフトウェアのコピーを入手するのは困難です。Microsoftが通常版のWindows 10のように、ARM版Windows 10のライセンスを購入可能にする予定があるかどうかはわかりませんので、様子を見るしかなさそうです。
それまで、前述のInsider Preview版はいつでも利用出来ますし、もう少し冒険したい方は、UbuntuやKali Linux、Debian、Fedora Workstation等のLinuxディストリビューションをチェックしてみるのも良いかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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