M1チップセット用に開発されたネイティブアプリが初期段階で不足することに対処するため、AppleはユーザーがiOSアプリをM1 Macコンピューターにインストール出来るようにしています。iOSアプリが必ずしもラップトップやデスクトップコンピューターに最適化されているわけではありませんが、それが一時的なものだとしても、空白期間を埋める手助けになります。
ただし、非公式なiOSアプリをサイドロードしていた人がいるなら、それがもう不可能になってしまったというニュースを聞いてがっかりするかもしれません。報告によると、Appleがサーバー側でいくつかの変更を行ったようで、Macで利用出来るように作られていないiOSアプリをM1 Macコンピューターでサイドロードすることが出来なくなります。
これを聞いて少し混乱している人がいるかもしれませんが、この変更以前には、「iMazing」のようなプラットフォームを通じてユーザーはiOSアプリをM1 Macにインストールすることが可能でした。つまり、もし開発者がそのアプリにM1 Macとの互換性を持たせなかったとしても、ユーザーはそのアプリをサイドロードすることが出来たということです。しかし、今回Appleが行った変更により、これらの回避策が使えなくなってしまったということになります。
Appleがこの変更を行った理由は明らかではありません。M1での利用を意図していないアプリをサイドロードすることで、ユーザーが得るべき理想的なエクスペリエンスを下回る結果になり、Appleがそれを望んでいないという可能性はあります。または、セキュリティ上の問題である可能性もありますが、M1 Macユーザーに出来ることはもう無さそうです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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