皆さんこんにちは。河上 純二 a.k.a JJです。
世界を変えるスタートアップ企業にフォーカスした最新レポートをお届けします。
第20回目は、ファッション/アート/カルチャー/音楽などライフスタイルに特化したXR(VR/AR/MR)制作ツールの提供及び配信プラットフォーム「STYLY」を提供する「株式会社Psychic VR Lab」代表取締役社長である山口 征浩さんにお話を伺います。
クリエイティブプラットフォーム「STYLY」
「STYLY」(https://styly.cc/)とはクラウドで提供されていて、クリエイターやアーティスト向けにXRでしか表現できない事を可能にしたクリエイティブプラットフォームです。
STYLYスローガンに「Free your inner mind」という言葉があります。それは表現をしている人たちが100%表現に向き合って、人間の内面を開放してほしいという思いを込めて決めました。
現実世界はもはや制限や制約が多すぎて表現に限界があると感じています。物理的法則なしばり、金銭的なしばり、さまざまな縛りがあります。それらを全て取っ払う事で、新しい表現出が来る人達がさらに増えるのではないかと考えています。
テクニカルな事や、難しい事は我々の「STYLY」に任せてください。
会社のミッション「全人類の超能力を覚醒させること」
バーチャルリアリティという物に最初に触れた時に、これは単に情報を提示する装置ではなく、人間の潜在的な力を引き出す可能性のあるディバイスだと思いました。
人々の価値観や哲学の根底「生命と機械との違い」「生と死」そういう前提がガラっとくつがえるのが今僕らの行きている時間軸です。
だからこそ、単にビジネスだけではなくて、人類の未来にも責任を持って取り組まなきゃいけないと思っていますし、次のステージに進化するところまで、僕らはやり続けたいと思います。
会社のロゴも「現実とヴァーチャルリアリティ」「生命と機械」「生と死」「自分と他人」などの対極にあるそれぞれの概念が、テクノロジーの進歩により溶け合いその境目がなくなる未来をイメージして作りました。
人類を進化させる、人類のレベルで貢献できる事は何か?人間とコンピューターの境目は無くなるのか?人間と猿とのの違いはなにか?
哲学的ですが、人間というものはどうあるべきか?を常に考えています。
テクノロジーを使ってライフスタイルが変わる
Walkmanの登場で音楽を身にまとって外に出る(生活の中で音楽を聞く)が浸透しました。iPhoneの登場で、インターネットを身にまとって生活することが当たり前になりました。
僕らはSTYLYを通して、「空間」を身にまとって生活する未来を作りたいのです。
日常レベルでXRを使いライフスタイルにゆとりを産み、つけている人自身も開放された生き方ができるというのが理想の世界です。
いまはまだ目的に合わせてヘッドセットをつけて使っているシーンのみ限定されているが、サングラスサイズで身に纏えるようになると、一気にマーケットサイズがかわって、身の回りすべてがメディア化されていくと思います。
VR/ARが一過性でおわったら良くない。それを使って「文化」として広く根付かせたいと思っていて、我々は年に1回NEWVIEW AWARDSというイベントを開催しています。
「超体験を作ろう!」という目標のもとSTYLYを使って新しい体験を作る実験的なプロジェクトです。
こういうアワードを活用してファッション、カルチャー、アート分野でのXRコンテンツを作る人達を増やそうとやっています。
これらを総合芸術として捉えて、表現を学ぶスクールも提供しています。表現の第一線で活躍している方々に先生をお願いし、国内外から新しい表現を出来る人たちを増やすためにも、審査員も半分海外の方にお願いしています。
NEWVIEW AWARDS 2020はコチラ
https://newview.design/en/awards/
「今の時代は、テクノロジーもアートもビジネスもサイエンスもオカルトも一つのテーブルの上で話ができるいい時代。そういうミックスされたものから新しい価値が生まれてきます。」
株式会社Psychic VR Lab
代表取締役 山口 征浩
https://psychic-vr-lab.com/
■河上 純二 a.k.a JJプロフィール
ビジネスプロデューサー/パーソナリティ/モデレータ
河上 純二 a.k.a JJ
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