Appleの新しいM1搭載Macコンピューターで、ユーザーは8GBまたは16GBのRAMを選択することが出来ます。RAMがコンピューターの性能を決める役割を果たしているのは今や明らかですが、問題は2万円をかけて8GBから16GBにアップグレードする価値があるのか、ということです。Max Techが投稿した動画の中で、彼は13インチ MacBook Proで二つのRAM構成の違いを示しています。
この動画が、購入するかもしれない顧客が抱くだろう質問に答え、追加で2万円を支払う価値があるかどうかを判断するのに役立つことが期待されます。動画を全て観る時間が無い人の為に説明すると、基本的には8GBと16GBのモデルの間に明らかな違いはありますが、RAMを増量する為に余分なお金を支払う価値があるほどの大きな違いではありません。
XCodeのベンチマークでは、コードをコンパイルするのに8GBモデルが136秒かかったのに対し、16GBモデルは122秒でした。確かに、14秒の差はありますが、それは追加費用をかけるのに十分な違いでしょうか?8K RAW R3D動画を4K動画にエクスポートするベンチマークも行われ、8GBモデルでは13.57秒かかった一方で16GBモデルでは5.59秒しかかかっておらず、この場合ではより大きな差が生まれています。
Lightroom Classic 50 42MP RAWのエクスポートでは、8GBモデルが3分、16GBモデルが2.43分、完了するまでにそれぞれかかりました。既に述べたように、二つのモデルの間には差がありますが、動画や写真のエクスポート、コードのコンパイル等を毎日ノンストップで処理したりしない限り、8GBで十分だと考えられます。しかし、もしラップトップで出しうる最高のパフォーマンスを出したいという場合は、8GBのRAMを追加するのに2万円の価値はあるでしょう。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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