ミドルクラスのスマートフォンというのは、ガジェットファンからはそれほど関心を集めませんが、今年は少し様子が異なります。AppleのiPhone SE (2020) やOnePlus Nordなど、多くの企業がミドルクラススマホを積極的に展開するようになりました。

そんなミドルクラス市場ですが、Googleが「Pixel 4 a」を引っ提げることで、他メーカーにとって深刻な脅威になるかもしれません。このスマホは、5.8インチAMOLEDディスプレイなど、ミドルクラススマホで期待されているすべてを搭載しています。チップセットもQualcommのSnapdragon 730Gと十分です。

また、Googleのセキュリティモジュール 「Titan M」 や、6GBのRAMと128GBのストレージ、Pixel 4と同じメインカメラを搭載しており、ポートレートモード、トップショット、夜景がキレイに撮れるナイトサイト(iPhone SEには同様の機能はなし)などの機能をわずか350ドル(日本では42900円)で手に入れられます。他のミッドレンジモデルと比べるとかなりお得ですし、なによりPixel 4の半額以下です。

OnePlus Nordとは異なり、5Gをサポートしていないことは確かですが、Googleによると5GバージョンのPixel 4aを今秋に発表する計画としています。しかし、5Gが最優先でなければ8月20日の発売日まで待つだけですぐに手に入れることができます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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