間違いなく、Appleの自社製ARMチップセットへの移行が、価格の面でどう影響するのか疑問に思っている人は沢山います。AppleのARM版コンピューターはIntel版から価格が上がるのでしょうか? アナリストのMing-Chi Kuoによると、実際にはより安価になる可能性があり、今年後半か2021年に安くなったMacBook Airが発売されるのを現実に目の当たりにするかもしれない、と彼は予測しています。

Kuo氏は次のように説明しています。「楽観的なシナリオを考えて、もしAppleがコスト削減を反映させてApple Silicon搭載MacBook Airの価格を下げ、もし新設計の14インチ及び16インチMacBook Proが従来の同モデルよりも優れている場合、2021年の出荷量は1800万〜2000万台へ大幅に増加する、と私達は予想しています。」

現在Kuo氏は、より安価なモデルの存在が確実かどうか明確には述べていませんが、彼は登場すると予測しています。これが本当に興味深い理由は、以前の報告では、初期費用と新技術によってApple独自のシリコンチップセットはIntel製のものに比べて高価になる可能性が示唆されているからです。

ただ、もしARM版のApple製コンピューターが最終的に安価になったとしても驚くことではありません。特に長期的な観点で、AppleはIntelに支払っていた部品代や技術ライセンス料を節約出来ます。いずれにせよ、実物を見るまで待つ必要があります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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