LG V60が登場したばかりのLGが別の次なる製品を準備しており、それがとても良さそうな雰囲気です。

新商品デザイン、という一時的な名称でLGは次世代スマートフォンの概要を明らかにしました。これには特徴的な”Raindrop”という滑らかなデザインを前後それぞれのカメラモジュールに採用しています。それは、Samsung、Huawei、Apple、Googleなど、現在多くの他社製品に採用されている、左上のブロック状のカメラデザインとは違ったものになっています。

カメラの突起が少し不格好なのは明らかですが、その見た目が背面デザインを特徴づける場合もあります。(そうでない場合も…)
例えば、Hawei Mate 30 Proに搭載されたカメラモジュールの円形デザインは魅力的ですが、iPhone 11 Proのデザインは美しいとは言えず多くの批判が集まりました。

より大きなカメラモジュールを組み込む為に、未だに背面にはカメラ部分の出っ張りは残っていますが、デザイン性を優先しカメラの性能を犠牲にしたい人は多くはないでしょう。私達は、独自のCamera IQベンチマークを使って、モバイルカメラの性能を測定しています。

同時に、スマートフォンのデザインが、買い手にとって必要不可欠な要素なのは否定できません。

LGは”持ちやすさ”という観点にも、新デザインで目を向けています。滑らかな表面と前後のエッジが湾曲したデュアルカーブにより、手によく馴染むよう設計されています。
デュアルカーブの機能は、他の製品にも用いられ、持ちやすさが証明されています。

我々はこの新しいスマートフォンのデザインにとても興味があります。それは、ただ実際に持って体験するだけではなく、この新しい製品設計の中でLGがどのようにデザイン性とカメラパフォーマンスのバランスをとるのかを見てみたいからです。

過去には、LG V50のように滑らかで凹凸の無いデザインを重視しましたが、それはLGの技術者たちにとって大きな挑戦でした。次に来るであろう製品には、LGの培ってきた全ての経験と、一つのデザイン思想が注ぎこまれるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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