ここ数年のMacBookシリーズに対する最大の不満の一つはキーボードでした。2015年に発表されたMacBookで、アップルは新しいバタフライスイッチ式キーボードを導入しんましたが、残念なことにトラブルだらけでした。しかし、2019年のMacBook Pro 16インチモデルで、ついにバタフライキーボードを廃止。シザースイッチメカニズムに置き換えました。

16インチMacBook Proまでは必要としない人たちにとって朗報なのは、アップルが徐々に新しいキーボードを他のMacBookにも導入していることであり、今回アップデートされたMacBook Airは16インチ以降で新型キーボードが使える最初のラップトップになりそうです。

新モデルでは、シザースイッチキーボードを導入したほか、1.1GHz(TurboBoost時で最大3.2GHz)のデュアルコアCore i3プロセッサー、1.2GHz(TurboBoost時で最大3.5GHz)のクアッドコアCore i5プロセッサー、1.2 GHz(TurboBoost時で最大3.8GHz)のクアッドコアCore i7プロセッサーが選択できるようになりました。グラフィックス性能も最大80%高速化したというIntel Iris Plus Graphicsにより、ゲームやビデオの編集にも最適だといいます。特に、これまでデュアルコアしかなかったことを考えると、クアッドコア化は大幅なパフォーマンスアップが期待できます。

Appleはまた、新しいMacBook Airのストレージ容量を2倍にし、ベースモデルは128GBから256GBにアップしたほか、最大2TBも選ぶことができます。内蔵のT2セキュリティチップ、新しい3マイクアレイ、MacBook Airで初めての6K外部ディスプレイもサポートします。

大幅にスペックアップしたMacBook Airですが、基本モデルは1099ドルから999ドル(日本では税別104800円)に引き下げられたほか、学生や教師など教育機関ユーザー向けは899ドル(日本では93800円)と安くなっています。なお、Appleのウェブサイト上ではすでに購入可能です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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