Appleが昨年Series 4から導入したApple Watchの特徴的な新機能の1つは、転倒の検出です。もともとは転倒して動けない、助けを呼ぶ必要がある高齢者向けに作られたものですが、事故に遭ったかもしれない人の命を救うための便利なツールであることも証明しました。
Last week we responded to an automated Apple Watch fall detection alert after a driver that was involved in a collision had been knocked unconscious.
The alarm provided emergency responders with GPS data to quickly locate the scene.
⌚️🛰 > 🚓🚑🚒@Apple @tim_cook pic.twitter.com/cmTW6K2na0
— RPU – Surrey Police (@SurreyRoadCops) November 4, 2019
イギリスのサリー警察によれば、男性が交通事故に遭った後、彼のApple Watchが代わって助けを呼んだことで、男性の命が救われました。事故で意識を失っていたため、Apple Watchは事故を「転倒」として反応、SOSのエマージェンシーコールが作動しました。
事故の詳細は不明ですが、事故に巻き込まれた男性は、通報センターの指示に応答することができず、この機能が救急隊にGPSデータ(位置情報)を自動提供、それを元に救急隊などが赴き、病院で手当を受けて一命をとりとめたと見られます。
Apple Watchが衝突事故で命を救ったとニュースになったのはこれが初めてではありません。この機能は65歳以上の人にのみデフォルトで有効になっており、65歳未満の人でもONにすることは可能です。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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