この数年、Googleは自社でスマートウォッチを開発するのではないかという噂を耳にしてきました。話は具体的になってきてはいませんでしたが、Googleは実現化に向けて少しずつ計画を進めているようです。Googleは公式に、Fitbitを21億ドルで買収したと発表しました。
Googleは「Fitbitは真なるパイオニアで、魅力的な製品、体験、活気のあるユーザーコミュニティを作ってきた。Fitbitのエキスパートチームと共に働くことで、さらにベストなAIを用いることで、世界中のさらなる人々へ向けてウェアラブルなどの製品のイノベーションを加速させていく」とコメントしています。
Googleは買収によりどんな製品を作るのかは明確には述べていませんが、おそらくは、Made by Googleでのウェアラブル端末の発表を期待できるということではないでしょうか。
Googleは同社のWear OSプラットフォームに、AppleがApple Watchにもたらしたインパクトと同じ影響をもたらすことに苦労していますが、この買収はWear OSの進化も後押しすることになるでしょう。
Fitbit側は、FitbitのユーザーデータがGoogleの広告に利用されないことをユーザーに保証しました。いずれにせよ、この買収がどのように影響してくるかはしばらく注目しがいがありそうです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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