YouTubeのように何百万というビデオコンテンツが日々投稿されるプラットフォームでは、全てのコンテンツを人間がチェックするというのは不可能に近いことです。そのため、プラットフォーマーは削除するべき対象を自動的に検知するアルゴリズムを実装しています。
しかし、アルゴリズムは時に間違った判断を下すことも。どうやら、YouTubeはロボットバトルの動画を動物虐待動画と判断し、削除してしまったようです。Motherboardによると、BattleBots候補者の投稿チャンネルから複数のビデオが取り下げられていた(テイクダウン)ということです。
投稿者の中にはテイクダウンの理由をメールで送られた人もおり、それによれば「レビュー」をした結果、動物虐待についてのYouTubeのポリシーに違反していると判断されたといいます。しかし当然、これらのビデオはロボット同士の戦いであって、動物は登場しません。
YouTubeは取り下げたビデオを元に戻し、Motherboardに声明を送りました。「われわれのサイトには膨大な量のビデオが届くため、間違った判断をしてしまうこともあります。ビデオが誤って削除されてしまったことにわれわれが気付けば、すぐに復旧作業をします」
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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