Adobeが去年から、マルチプラットフォームのビデオ編集ツール「Project Rush」のプレビューとして提供していたものが、「Premiere Rush」として一般向けに正式公開されました。同社のCreative Cloudスイートに同梱されます。

Premiere Rushを使うことで、ユーザーは道端でもビデオを編集できるようになります。プロクオリティーのビデオ編集が可能な新しいマルチプラットフォームツールで、Adobeのコアテクノロジーでできています。

このアプリはモーショングラフィックスのテンプレートを提供し、Premiere Proに搭載されているものと同様のカラーコレクションシステムも備えます。いくつかのオーディオ編集機能も備えており、ビデオ編集ツールとしてかなりの可能性を持っています。

マルチプラットフォームというだけあり、編集内容はユーザーのデバイス間で同期されます。つまり、PCで作業していた内容を最終的にスマートフォンで仕上げることも可能だということです。

AdobeはPremiere Rushを、Creative Cloud、Premiere Pro CC、学生プランのユーザーに提供します。このアプリだけを使いたいというユーザーには、1ユーザー月額9.99ドル、あるいはチーム月額19.99ドルのプランを用意します。無料のスタータープランは全ての機能にアクセスできますが、エクスポートは3プロジェクトまでに限られてしまいます。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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