スマートフォンは、たびたび「ポケットに収まる強力なコンピューター」と言われてきましたが、スマートフォンが普及したにもかかわらず、Armチップを搭載したコンピュータは思うほど一般化していません。しかし、ARMの設計に対するメリットは明らかであり、アップルが最終的にArmチップへのシフトを起こすかもしれません。

アップルのiPhone XSとXS Maxを直近でレビューしたAnandTechによると、Armチップへの移行はそれほど遠くないと指摘しています。ベンチマークのスコアによると、iPhoneのA12 Bionicチップセットは、デスクトップレベルのCPU性能からそれほど離れていないことが判明したというのです。

AnandTechのAndrei Frumusanu氏は、「AppleのA11とA12が、現在のデスクトップCPUに近いことに驚いています。さらに比較できるベンチマークを走らせる機会はありませんでしたが、我々のサーバエディタであるJohan De Gelas氏の今年夏ごろからの数値を見ると、A12は、適度なクロックのSkylakeプロセッサのシングルスレッド性能より優れていました」としています。しかし、これはA12がPCやデスクトップレベルのCPUと同等のパワーを持つことを示しているわけではありません。

Frumusanu氏は、これらのベンチマークが同等の方法で実行されていないことを認めており、コンパイラの複雑さや周波数の問題なども考慮する必要があります。しかし、純粋な数値をもとに言えば、ArmベースのMacBookというコンセプトも非現実的ではなさそうです。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです。

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