ブルームバーグからの報告によると、中国は、アップルのiCloudサーバーの内部にスパイチップを植え付けたとされています。アップルは当初、短い声明でこの報告を否定していましたが、その後、拒否するだけでなくより多くの情報を網羅した完全なプレスリリースを掲載しました。

同社は、ブルームバーグがこうしたセキュリティ事故に関する情報を手にするたび、アップルは独自の調査を実施し、ブルームバーグが指摘する証拠は見つからなかったと主張しています。「アップルは、悪意のあるチップ、ハードウェアの操作、または意図的に任意のサーバーに設置された脆弱性を発見したことはありません。 アップルは、この事件についてFBIやその他機関と接触したことは一度もありません。私たちはFBIによるいかなる調査も知らず、法執行機関との接触もありません」。

アップルは加えて、「顧客データが関与しているという主張はありませんでしたが、私たちはこうした主張を真剣に受け止め、ユーザーが私たちに委ねた個人情報を保護するためにできる限りのことを行っていることをユーザーに知っていただきたいです。また、ブルームバーグがアップルについて報じていることが不正確であることもまた同じです。」としています。

アップルは通常、噂や告発には一切反応することはありません。そうした場合は、定型的な回答しかしないため、完全なプレスリリースを発表することは、アップルがこの件を真剣に否定していることが伺えます。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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