Google社は、未だ一部の主要サービスを禁止している中国にも徐々に進出しています。ここ数カ月間でもGoogle社がアプリとサービスの一部を中国で公開していることが分かりましたが、今もその勢いを維持しているようです。というのも、中国に本拠を置くeコマースの大手JD.comに約5億ドルを投資する計画を発表したからです。

JD.comは中国市の大手eコマース業者であり、Google社は同社に5億5000万ドルを投資することを決めました。これは、中国やその他のアジア市場での存在を拡大するGoogle社の取り組みの一環です。

両社は、この投資はパートナーシップの始まりであり、Google社のショッピングサービスでJD.comの商品を宣伝することも明らかになっています。これは、東南アジア諸国へのJD.comの新規参入を支え、米国および欧州市場でも存在をアピールすることになるでしょう。

しかし、JD.comの関係者によると、この合意は中国でのGoogle社の重要な新事業につながるものではなく、多くのGoogle社のサービスがまだブロックされているといいます。この協業はあくまで、中国という地球上で最も収益性の高い市場で、Google社のオンライン小売業の野望を強化するということです。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

原文はこちら